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スマホ決済4サービスの還元率比較

PayPay・楽天ペイ・d払い・au PAYの平常時の還元率、相性のよいカード、ポイントの使い道を比べ、主軸の決め方を紹介します。

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4台のスマートフォンを並べた机

この記事で分かること

PayPay・楽天ペイ・d払い・au PAYの平常時の還元率、相性のよいカード、ポイントの使い道を比べ、主軸の決め方を紹介します。

スマホ決済選びで一番大事なのは、「最大○%」の数字ではありません。よく行く店で使えるか。今持っているカードと相性がよいか。この2つで決めるのが現実的です。

先に結論をまとめます。

  • 使える店の探しやすさと、支払いの分かりやすさを重視する人はPayPay。
  • 楽天ポイントを日ごろからため、アプリのポイントカードも使う人は楽天ペイ。
  • dカードとdポイント加盟店をよく使う人はd払い。
  • Pontaポイントをため、au・UQ mobile・povo1.0などの対象サービスを使う人はau PAY。

平常時の還元率では楽天ペイ残高払いの1.5%が目立ちますが、毎月のポイントカード提示という条件付きです。au PAYも、オートチャージの条件を満たせる人ほど有利になります。つまり「表の一番大きい数字」は、条件を読んでから信じるのが鉄則です。

この記事の料金、還元率、条件は2026-07-20時点です。各社の制度やキャンペーンは変わる場合があります。申し込む前や大きな買い物の前には、リンク先の公式情報をご確認ください。

4サービスの還元率を比較

まずは、キャンペーンを除いた平常時の目安を比べます。

サービスコード決済の基本的な還元対象カードなどとの組み合わせ主なポイント向いている人
PayPay残高0.5%、PayPayクレジット1.0%条件達成で翌月に0.5%上乗せPayPayポイント利用先の探しやすさを重視する人
楽天ペイ楽天ペイ残高1.0%~1.5%楽天カード払いは1.0%。残高払いの1.5%にはポイントカード提示条件あり楽天ポイント楽天ポイントをまとめたい人
d払い0.5%dカードを支払い元にすると合計1.0%dポイントdカードとdポイント加盟店を使う人
au PAY0.5%対象者はau PAYカードのオートチャージ特典を加えられるPontaポイントPontaやau系サービスを使う人

表の数値は、各社公式のPayPayステップ楽天ポイント還元プログラムd払いのよくある質問au PAYカードの特典案内で確認しました。

PayPayは使う場所を迷いたくない人向き

PayPayは、銀行口座やATMから残高へチャージできます。PayPayカードを設定した「PayPayクレジット」なら、事前チャージも不要です。PayPayの公式案内では、街の店、ネット、請求書払いの利用先を案内しています。

基本還元率とPayPayカード

2026-07-20時点の基本付与率は、PayPay残高が0.5%、PayPayクレジットが1.0%です。本人確認を済ませたうえで、200円以上の支払いを月30回以上、対象支払いの合計を月10万円以上にすると、翌月の付与率が0.5%上がります。

普段の家計で条件に届かないなら、上乗せのために買い物を増やさず、PayPayクレジットの基本1.0%を基準に考えましょう。

また、2026年6月2日以降は本人確認がPayPayステップの対象条件です。PayPayポイントで支払った部分にはポイントが付きません。条件の数え方や対象外取引はPayPayステップ公式ページで確認できます。

PayPayカードからのチャージと残高払いが別々に還元されるとは考えず、PayPayクレジットの付与率として見ましょう。

キャンペーンとポイントの使い道

PayPayは、大型のPayPay祭、抽選、店や自治体と組んだ企画が見られます。対象者、支払い方法、付与上限は企画ごとに違うため、開催中のキャンペーン一覧で確認しましょう。

通常のPayPayポイントは1ポイントを1円相当として支払いに使えます。有効期限はありません。出金や他人への譲渡はできません。LINEヤフーの一部サービスでもらう期間限定ポイントは、使える場所と期限が限られます。詳しくはPayPayポイント公式ページにまとまっています。

楽天ペイは楽天ポイントを集める人向き

楽天ペイは、ポイントカードとコード決済を一つのアプリで使えます。対応状況は使える店の公式一覧から調べられます。

楽天ペイ残高には、楽天カード、銀行口座、セブン銀行ATM、ローソン銀行ATMなどからチャージできます。期間限定ポイントもコード決済に使えます。

1.5%にはポイントカード提示の条件がある

2026-07-20時点では、楽天ペイ残高払いの還元率は1.0%~1.5%です。1.5%にするには、適用月の前々月16日から前月15日までに、対象となるアプリの楽天ポイントカードを2回以上提示し、それぞれで1ポイント以上を獲得する必要があります。

条件を達成しない月は、残高払いが最大1.0%です。プラスチックのポイントカードや、楽天カード裏面のポイントカードは回数に含まれません。条件、対象アプリ、期間は楽天ポイント還元プログラムで確認できます。

楽天カードを楽天ペイの支払い元にして直接払う場合は1.0%です。楽天カード以外のクレジットカード払いは、楽天ペイ側の還元対象外です。残高へ楽天カードでチャージしただけで、カード分のポイントが別に上乗せされるとは限りません。現在は支払い時の還元条件として考えるのが安全です。

楽天ポイントカード対応店では、カード提示分が0.5%~1.0%、楽天ペイ残高払いが1.0%~1.5%となり、合計で最大2.5%になる店もあります。ただし、両方に対応する店だけです。店ごとの進呈率も違います。

キャンペーンとポイントの使い道

楽天ペイは、特定の店や日付を対象にした還元、初めて使う人向け、エントリーが必要な企画が見られます。通常還元を含めて「最大○%」と表示する企画もあります。上乗せ分だけだと思わないようにしましょう。

楽天ポイントは、楽天市場や楽天トラベルなどでも使えます。通常ポイントの有効期間は、最後に獲得した月を含めて1年間で、期間内に獲得すると延長されます。期間限定ポイントは対象外です。楽天PointClubの進呈ルールも確認しましょう。

d払いはdカードとポイント提示を組み合わせやすい

d払いはドコモ以外の回線でも利用できます。d払い残高、dカード、ほかのクレジットカード、対象者の電話料金合算払いなどに対応します。街の店での使い方では、銀行口座からのチャージも案内されています。

dカード設定で合計1.0%

2026-07-20時点の基本還元率は、税込200円につき1ポイントの0.5%です。dカードを支払い方法に設定すると、dカード支払い特典の0.5%が加わり、合計1.0%になります。

dカード以外のクレジットカードを支払い元にすると、d払いの基本ポイントは付きません。電話料金合算払いも、電話料金の支払いカードによっては対象外です。

dポイントカードにも対応する店なら、支払い前にカードを提示し、その後にd払いで決済できます。提示分、d払いの基本分、dカード支払い特典を重ねられる場合があります。ただし、提示分の率は店や会員ランクで異なります。すべてのd払い加盟店がdポイントカードにも対応するわけではありません。

なお、公式案内では2026年9月1日から、dカード支払い特典を期間・用途限定ポイントへ変える予定とされています。この記事の確認日より後の変更なので、9月以降に読む場合はd払い公式のよくある質問を再確認してください。

キャンペーンとポイントの使い道

d払いは、店ごとの還元、要エントリー企画、抽選、dポイントカードと連動した企画が多く見られます。対象金額や上限に加え、たばこ、処方箋、ポイント利用分などが対象外になる例もあります。d払いキャンペーン一覧から、使う前に条件を開きましょう。

dポイントは1ポイントを1円として、d払い、dポイント加盟店、ドコモの対象サービスなどで使えます。通常ポイントと期間・用途限定ポイントでは、期限や使える先が違います。dポイントの使い方で期限も確認できます。

au PAYはPontaと対象サービスをまとめる人向き

au PAYは、au PAY残高へチャージして使う方式です。Pontaポイント、auかんたん決済、クレジットカード、現金などからチャージできます。手順はau PAYの使い方ガイドで確認できます。

街の店、ネット、請求書払いに対応します。対応店、クーポン、Pontaアップ店は使える店の公式検索で絞り込めます。

基本0.5%。オートチャージ特典は条件を確認

2026-07-20時点の通常還元は、税込200円ごとに1Pontaポイントの0.5%です。

2026年7月1日から、au PAYカードによる対象のオートチャージに特典が始まりました。通常のau PAYカードでは、オートチャージ額に対して0.5%から最大1.5%が付き、決済時の0.5%と合わせて最大2.0%です。

ただし、au・UQ mobile・povo1.0の契約、auじぶん銀行の支払い口座、家族カードまたはETCカードの利用などで率が変わります。手動チャージなどは対象外です。通常カードの上限は月500ポイントです。au PAYカード公式の条件を確認しましょう。

au PAYゴールドカードは、条件達成で最大5.5%ですが、年会費は税込11,000円です。スマホ決済だけでなく、通信料金などを含む年間利用額で考えましょう。

キャンペーンとポイントの使い道

au PAYは、クーポン、対象店の還元、地域企画、Pontaアップ店などが見られます。エントリーの有無、最低決済額、期間、上限は企画ごとに違います。au PAYキャンペーン一覧を支払い前に確認しましょう。

Pontaポイントは1ポイントを1円相当として使えます。au IDとPonta会員IDを連携すると、Ponta提携店でも利用できます。au PAY残高へチャージして、コード決済へ回すこともできます。詳しくはPontaポイント公式案内で確認できます。

二重取りは「決済」と「ポイント提示」を分けて考える

スマホ決済の二重取りには、主に2つの形があります。

1つ目は、対象カードやオートチャージの特典と、コード決済を重ねる形です。d払いとdカード、条件を満たしたau PAYなどが当てはまります。ただし、チャージだけではカード側の通常ポイントが付かない組み合わせもあります。

2つ目は、店の共通ポイントカードを提示してから、コード決済で払う形です。楽天ポイントカードと楽天ペイ、dポイントカードとd払い、Pontaカードとau PAYなどです。こちらも、両方に対応する店だけで使えます。

確認する順番は次のとおりです。

  1. 店がコード決済とポイントカードの両方に対応しているか見る。
  2. 支払い元のカードやチャージ方法が還元対象か見る。
  3. エントリー、最低金額、上限、対象外商品を確認する。
  4. 月末にポイント履歴を見て、想定どおり付いたか確かめる。

「還元率を上げるために余計な買い物をする」「年会費の元を取るために支出を増やす」と、家計全体では節約にならない場合があります。還元は、必要な支出の中で受け取るものと考えましょう。

タイプ別の結論

PayPayが向く人

近所の店で使えるかをアプリから探したい人に向きます。PayPayカードを持ち、事前チャージを減らしたい人も使いやすいでしょう。月30回・10万円の条件に届かなくても、無理に達成を狙う必要はありません。

楽天ペイが向く人

楽天市場などで楽天ポイントをため、期間限定ポイントも日常の買い物で使いたい人に向きます。対象アプリの楽天ポイントカードを月2回以上提示できる人は、残高払いの1.5%を狙いやすくなります。

d払いが向く人

dカードを持ち、dポイント加盟店をよく使う人に向きます。ポイントカード提示とコード決済を同じdポイントへ集めたい人にも分かりやすい選択です。

au PAYが向く人

Pontaポイントの利用先が生活圏にあり、au・UQ mobile・povo1.0などの対象契約を使う人に向きます。au PAYカードのオートチャージ条件を自然に満たせるなら、通常0.5%より上を目指せます。

迷ったら1カ月だけ主軸を試す

最初から1つに決め切る必要はありません。候補を2つまでに絞り、1カ月だけ次の3点を記録します。

  • 日常の店で困らず使えたか。
  • 条件を増やさず、実際に何ポイント付いたか。
  • たまったポイントを無理なく使えたか。

還元率が少し高くても、使える店が少ない、毎月の条件確認が負担、ポイントを使い切れないなら主軸には向きません。反対に、数字が控えめでも、いつもの店で迷わず使えてポイントが家計へ戻るなら、そちらの方が1年後に残る金額は大きくなりがちです。

主軸は1つ、予備は1つ。これで管理はぐっと楽になります。今持っているカードと、週に1回以上行く店を基準に選んでみてください。